2024年3月30日
こんにちは。メンバーのDです。3月16日にオンラインでミーティングを行いました。今回は、大きく3つ報告をさせていただきます。
1つめはつくば市の取り組みについてです。前回、請願の趣旨採択について報告させていただきましたが、その後の進捗状況について担当の方とお話をさせていただいています。つくば市は地域移行に向けて期限を設定し、市全体の意識が高まるように学校へ積極的に働きかけを行っています。また教員から寄せられた相談には丁寧に対応していただけるようにお話をしてくださっています。さらには地域移行後のクラブが参加できる市の大会開催の準備を進めています。
部活動はこれまで一般的に各大会の参加資格が学校に限られている状況が多くあり、その制限によって地域移行が進みにくい問題があります。そこに風穴を開けようとするのは、市の本気度を示しているといえます。
私たちはつくば市とのやり取りで得られた多くの成果を茨城県にも進めてもらいたいと願っています。そのためにできることを1つずつ進めていこうと確認をしました。
2つめは、オンライン交流会や相談対応の取り組みについてです。ここではつくば市とは真逆といっていい状況が見られました。具体的には、残業を少なく抑える努力を進めたところ面談時に管理職に嫌味を言われた事例、校内で運動部と文化部をかならず1つずつ受け持つ内規が文章化されている事例、地域クラブへの登録を強制されている事例などです。
これらのことから、今まで以上に情報交換や情報収集を進めていくことが大切であると同時に、市民団体として対応できることの限界にも言及がありました。私たちは請願等で行政に顧問をする・しないの選択ができる(強制はできない)ことの確認を進めることができ、この後は県や市の方針を各学校が形にしていく段階になります。その際学校現場に入っていくためには、組合という形の検討が必要になってくるという話になりました。
3つめは前回の繰り返しになりますが、私たちとともに活動を進めるメンバーの募集についてです。前回から私たちは、新たに1人の仲間を迎え活動を進めています。具体的には上の2つの取り組みに加えて、リアルとSNS双方を活用して市民やメディアとの対話やyoutubeによる情報発信、弁護士の方と今後の課題をつまびらかにしていくための相談を進めています。私たちの願いに賛同いただける方のアクセスをお待ちしています。
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