2024年1月12日
メンバーのDです。12月29日のオンラインミーティングで話し合った内容を報告します。
まず最も重要なことについてです。BMTIは一緒に取り組みを進めてくれるメンバーを鋭意募っています。この件について今後はよりいっそう積極的にお伝えしていきます。教員が余裕を持って授業に当たれる環境が児童生徒にプラスになるという思いを共有できる方は奮って私たちBMTIにコンタクトをしていただきたいです。ぜひよろしくお願いいたします!
さて、私たちは昨年10月、部活動改革における先導的な役割を期待されているつくば市教委に、教員が部活動指導に携わる必要のない環境を構築するための請願を行い、それが趣旨採択されました。その結果、つくば市教委から各学校長に対して顧問強制の問題に関する重要な指導が行われました(詳細はこちら)。この件についてBMTIとしてもさらにフォローアップ(やりとり)を継続することが決まりました。
次に、茨城県教委は教員に部活動顧問の就任を強制することのないように県立学校長および市町村教委に指導を行っています。しかし実態としては、教員に顧問就任を強制している校長がいることがBMTIの相談窓口から明らかになっています。また、次年度希望調査という形で校内全ての教員に指導可能な部を記載させている学校が多数あることがわかっています。このことについて、県教委が教員採用試験の合格者に対して指導可能な部活動を記載させていることが、各校長に影響を与えている可能性が話し合われました。
最後に、司法の場において教員は必要と思って行っていることが労基法上の労働時間として認められない場合があることについて課題共有しました。そしてこのことを弁護士相談を通じてメンバー同士で知見を高めていこうと話し合いました。
年頭に災害や事故が重なり、被災された方々の1日でも早い復興を祈念しつつ、本年が全ての方にとってよりよい課題解決に進んでいける年になることを願い、今回の報告とさせていただきます。
Commenti