2024年6月8日
こんにちは。代表の神谷です。先月19日、オンラインでBMTIの定例会議を行いました。そこで上がった意見や感想、ひいては昨今の活動の様子について紹介させていただきます。
まず、つくば市教委に対して行った請願の趣旨採択を踏まえた茨城県教委への請願について話し合いました。メンバーの一人からは、「部活動の維持を望む管理職らは、教員が顧問に就任するかしないかを選択できるようになることを嫌がるはず。そうした管理職らの反発を恐れて、県教委が請願の採択を躊躇する可能性もあるのでは?」との意見が上がりました。もちろんその可能性は否めませんし、部活動を維持したい方々の『気持ち』はわかります。しかし、選択できないことは強制していることと同じであり、人権侵害です。BMTIとしては、県のリーダーシップに期待しつつ、堂々と請願していこうという結論になりました。教員のメンバーからは、「BMTIの主張はまさに正論であるにもかかわらず、学校現場ではなぜか右から左に受け流されてしまう。だから私はここにいるのだと思う」といった発言があり、BMTIの存在意義を再確認することもできました。
次に、BMTIの相談窓口に寄せられた相談や情報提供への対応についてです。今回のミーティングでは、これらについて十分に話し合う時間がとれませんでしたが、引き続き(無理のない範囲で)一つ一つの声にしっかり向き合っていこうという方針を共有しました。
最近は、茨城県の部活動運営方針に反する長時間活動をしている部に関する相談や情報提供が複数寄せられています。これには県教委のフォローアップ調査に関する報道が影響しているものと考えられます。当該調査では、県内の全ての公立中高が時間制限と休養日について「順守している」と回答しましたが、実際には依然として運営方針を逸脱した長時間活動をしている部が存在するようです。BMTIに寄せられた情報については、ご本人からしっかりと実情を聞き取った上で、県教委への報告および対応要請を行っています。
最後に、BMTIの会員募集についてです。当会は、2017年の結成以降、着実に成果を上げる中で活動の幅も広がってきた一方で、新規会員の獲得のための取組みが十分ではありませんでした。今回のミーティングでは、抜本的な見直しを含む検討を行い、入会への不安を払拭するためにHPに入会案内を掲載すること等を決定いたしました。
今、このブログ記事を読んでくださっている貴方も、ぜひBMTIへの入会をご検討いただけたらと思います。会員に対して義務のない業務を押し付けるようなことは一切いたしません(部活動に問題関心のあるメンバーばかりなので、その点はご安心ください笑)。
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